カトリック上野毛教会|改修設計PJ

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名建築解説

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カトリック上野毛教会は、1952年に跣足カルメル修道会によって設立され、1959年に名建築家・今井兼次先生による設計で聖堂が献堂された。

この聖堂は、日本の伝統的意匠とカトリック建築の霊性が融合した、稀有な木造教会建築である。聖堂はモダンなデザインが特徴で、アーチ形の屋根や大きなステンドグラスが印象的だ。教会内は祈りの場として、光と空間の調和が重視されている。

■ 教会の歩みと建築的意義
• 1970年代にはカトリック田園調布教会の分教会として拡張され、2013年には準小教区として再編成。
• 増改築や天井補修なども随時行われているが、今井兼次の原意匠は一貫して尊重されている。
木造教会堂としては都内でも極めて貴重であり、近代日本の教会建築史においても特筆すべき存在である。

詳細

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設計者:今井兼次(建築家・東京藝術大学名誉教授)

竣工:1959年(献堂)/随時修繕・補強あり

改修設計PJチーム

事業名称:カトリック上野毛教会 構造補強PJ

所在地:東京都世田谷区上野毛2丁目14-25

用途:教会(礼拝堂・司祭館・信徒会館)

構造:木造在来工法(一部鉄筋補強)

規模:地上1階(礼拝堂)/鐘堂

延床面積:約700㎡前後

担当業務:構造設計全般・構造解析

意匠佐河雄介建築事務所

構造:株式会社サイエンス構造

施工:有限会社後藤工務店(東京都中央区)

関連情報

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今井兼次先生プロフィール

・日本建築学会賞作品賞(1960年、1963年)
・日本芸術院賞(1966年)
・日本建築学会賞大賞(1970年)

代表実績
・早稲田大学図書館
碌山美術館
・大多喜町役場
日本二十六聖人殉教記念館
・桃華楽堂

プロフィール
1928年の帝国美術学院(現:武蔵野美術大学)設立および1935年の多摩帝国美術学校(現:多摩美術大学)設立にも関わり、多摩帝国美術学校では講師を務めた。
1937年、早稲田大学教授に就任。

教え子には池原義郎 先生(建築家・日本芸術院会員、早稲田大学名誉教授)らがいる。

また、昭和初期にガウディを日本に広めた人物でもある。

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