【メディア掲載】ITmedia「BUILT」にて、産学連携の「擁壁調査プロジェクト」が紹介されました

建設業界の最新技術を伝える専門メディア「BUILT(ITmedia)」にて、当研究室の高橋治教授が主導する「擁壁調査プロジェクト」の取り組みが詳しく紹介されました。

杉並区の倒壊事故で見えた「足元」のリスク

2025年9月に東京都杉並区で発生した、老朽化した擁壁と住宅の倒壊事故。この衝撃的なニュースは、都市部に潜む「擁壁の老朽化」という課題を浮き彫りにしました。

実は日本全国には、同様の倒壊リスクを抱える擁壁が200万〜300万カ所も存在すると推定されています。

「調査から施工まで」ワンストップで解決する仕組み

本プロジェクトは、相談窓口が限定的だった個人宅の擁壁に対し、アエラホーム株式会社を総合窓口として、以下の工程を一貫してサポートする体制を整えたものです。

  1. まずは調査(現状を正しく把握する)
  2. つぎに診断(専門家によるリスク評価)
  3. 必要なら改修案を提出(過剰にならない適切なプラン)
  4. そして改修・施工まで(最新技術による高耐久補強)

「本当に補強が必要なのか?」「やりすぎになっていないか?」といった疑問に対しても、構造エンジニアの視点から丁寧に整理し、セカンドオピニオンにも対応しています。

防災は「自分の家の足元を知ること」から

防災は、大きな設備を導入することだけではありません。「自分の家の足元はどうなっているのか?」を知り、気になったら専門家に相談する。その一歩が、家族の命と財産を守る大きな力になります。

建物本体だけでなく、それを支える擁壁まで守る。私たちはこの「当たり前」を、産学の連携によって広めてまいります。


■ 掲載記事はこちら(外部サイト) 杉並「擁壁倒壊」でリスク顕在化 産学連携の擁壁調査、アエラホームが窓口に:BUILT

擁壁調査高橋チーム

教授ブログ:プロジェクトに込めた想い