【メディア出演】NHK「おはよう日本」にて解説 ― 全国の“老朽化擁壁”クライシスと「崩れる前に、守る」ための処方箋

NHKの報道番組「おはよう日本」に、株式会社サイエンス構造 代表・高橋治教授(東京理科大学)が出演いたしました。
番組では、東京都杉並区で発生した擁壁崩壊事故を入り口に、今まさに日本全国の住宅地で一斉に進行している「擁壁の老朽化問題」について、構造設計の専門家としての見解を述べました。
■ 概要:200万箇所の「人災」リスクに光を当てる

高度経済成長期に造成された全国の宅地には、現在、寿命(耐用年数)を迎えつつある擁壁が200万箇所以上存在すると推計されています。
高橋教授はインタビューにおいて、「今回の杉並の事故などを含めても、老朽化のスタートが見え始めた」と指摘。
目に見えない内部の劣化が、地震や豪雨をきっかけに牙をむく現状に強い警鐘を鳴らしました。
■ 擁壁改修プロジェクト:「崩れる前に、守る。」

高橋研究室が推進する「擁壁改修プロジェクト」では、以下の3柱を軸に、住民・自治体・企業が連携できる仕組みづくりを進めています。
- 早期発見・早期対策によるコスト抑制
番組内でも強調された通り、擁壁は完全に崩壊してからでは復旧に莫大な費用がかかります。「なるべく早く手を打つことで修繕費用を抑えられる可能性がある」という予防保全の考え方を提唱しています。 - 最新技術「被害ナビ」による可視化
不動産の安全性や地域防災リスクを科学的に可視化する、新開発の擁壁版「被害ナビ」を活用。客観的なデータに基づいた診断を行います。 - 自治体との連携サポート
改修費用の助成金制度や、信頼できる補修方法の紹介など、専門家がワンストップで住民の皆様をサポートします。
都市の安全を守ることは、構造技術者の使命です。「うちの擁壁は大丈夫か?」という不安を、科学の力で安心に変えていく。私たちはこれからも現場に届く防災技術を届けてまいります。
【擁壁の無料相談窓口はこちら】
自宅の擁壁に不安を感じる方、行政の方、不動産関係の方からのご相談を随時受け付けております。
▶︎ 擁壁相談窓口(株式会社サイエンス構造 公式)
https://tus-o-takahashi.jp/social-contribution-project/retaining-wall-survey/
■ 高橋治教授からのメッセージ(公式Facebookより)
「これは自然災害ではない、人災である。」 構造設計者としての覚悟を綴ったメッセージを併せてご覧ください。

